「至上命令!学生から笑いをとれ!」 講義2日目


 

日々の臨床に没頭する間に時間は無情に過ぎていく・・・。院内研修、難しいオペ。あっという間に次の講義はもう明日!!!!!



講義1日目が終わってからのお話。




「笑いをとったらいいんですよ!」





この言葉をサラッと言いやがった、失礼、言ったのはうちのチーフ三羽ガラスのうちの一人、衛生士Mである。


それができれば苦労せんわいっ!



実は、衝撃を受けた講義1日目。
私は既にスライドにちょこちょこ自分なりの「笑い」を混ぜていました。


「補綴にはいろいろあります。補うのが補綴だから、かつらも実は補綴?」

かつらなのをカミングアウトしている芸能人の写真をスライドに載せつつ放ったセンスのかけらもないボケ。


反応は・・・



シ〜ン



無である。一人二人反応があるといったレベルではない・・・。全くの無である。

教室に完全な静寂が訪れた・・・。




そうなんです。私・・・笑いのセンスがないんです・・・。




そんな私に、冒頭のスタッフMの発言はかなりハードルが高い!
それでも講義はやってくる!待ったなし!
私は、スタッフMの他のアドバイス(東京にいた頃の話や家族の話もしたほうがいいですよ)も含めて全部トライすることにしました!

講義の内容は前回よりさらに難しい顎顔面の基準線のお話。


 

 

難解です。ずっと続けると危険ですので、
講義の間にショートコラムということで東京ミッドタウン勤務時代の話や


 

ミッドタウン


 

六本木で撮ったプロフィール写真(ホスト風)


 

息子の話なんかを混ぜる・・・・。



ん?けっこうみんな聞いてくれてる。
ちょっと場が和んできたような・・・。



そして、再び講義に戻り、今度は顎運動のお話。
下顎前歯が描く限界運動がバナナの形に似てるという

「ポッセルトの図形」

というお話。歯科では有名な図形だが、


 

図と文字だけ見てもわかりにくいこの動き。
どうしたらわかってもらえるだろう?考えたあげく、
私は体をはることにした!


パソコンのカメラ機能を使って、自分の顎の動きをスクリーンに映し出すというものだ。


 

下顎の限界運動ということで、思いっきりしゃくれる。


 

38のオジさんの顔面下半球のアップなぞ誰もみたくないに違いない。まぁ、動きをわかってくれればいいか。


するとどうでしょう!



「クスクス」



学生から笑いが!

そのままいろんな限界運動をする。


クスクス
「先生やばーい」


嬉しい・・・。


医院の新人スタッフに「なんでもかんでもやばいとか使っちゃいかんよ」と注意していた私が、まさか「やばい」で喜ばされるとは!



ちょっと打ち解けた気がしました。
これが自己開示ってやつか・・・。



その後に行ったグループワークでは、症例に対して、患者さんの背景までを考えたとてもいい答えが出てきました。


 

講義風景

知り合いの歯周病学の前任講師も言っていたが、国家試験の合格率も100%を叩き出す程、もともと力のある子が多いので、いかに引き出してあげるかが講師に試されているのだと思います。


とにかく、自分なりにいろいろ頑張るしかない!!


次回

「早くもネタ切れ!!!講義中盤戦」


に続く!?