子どもの矯正


大人の歯が揃わないうちからもで矯正治療はできる!

自我が芽生える中学生くらいから、歯並びを気にする子も出てきます。歯並びは顔の印象に影響する重要な要素なので、歯並びがコンプレックスとなって心理的な負担となることは少なくありません。

この歯並びをキレイにする治療が「矯正治療」になります。
この矯正治療は大人の歯が生え揃ってから、行うイメージを持たれる方が多いですが、実は、大人の歯が生え揃う前から矯正治療を行う方が身体的・金銭的な負担が少なく、かつ、キレイに歯列が並ぶ可能性が高くなります。当院の子どもの矯正(小児矯正)についてご説明させて頂きます。


当院の子どもの矯正(小児矯正)について

床(しょう)矯正

床(しょう)矯正は特殊な装置で顎を広げることで、舌を適切な位置に配置し、お口の空間を広げ、歯を動きやすくします。万一、成人矯正(ブラケット矯正やマウスピース矯正)が必要になったとしても、最小限の治療介入で済む可能性が高まります。個人差はありますが、第一大臼歯(6歳臼歯)の生えた7~8歳くらいから始めて頂くのが良いタイミングと考えています。


急速拡大装置

上顎の横幅を広げるための固定装置です。上顎の成長を促し、骨格や歯列のバランスを整えることができます。万一、成人矯正が必要になったとしても、矯正治療のための便宜抜歯を回避することも期待ができます。

また、矯正治療の後戻り(矯正治療でキレイな歯並びになったとしても矯正治療前に徐々に戻ってしまうこと)に対しても、上顎を広げることで鼻呼吸しやすい環境を作り出せるので、後戻りの原因の一つである口呼吸の改善も期待できます。

個人差はありますが、11歳くらいから始めて頂くのが良いタイミングと考えています。


子どもの透明なマウスピース矯正(インビザライン・ファースト®)

乳歯と永久歯が混在する時期から使用できるマウスピース矯正治療です。透明で目立たず、取り外しができる矯正治療になります。柔らかい装置なのでスポーツ時にも安心してご使用できます。


歯並びが悪くなる原因にアプローチする MRC矯正

MRC矯正は特別に設計されたマウスピース用の矯正装置の装着と筋機能療法を取り入れたものになります。正しい舌の位置や呼吸方法、唇の閉鎖などを習慣化させます。これにより、自然な顎の発育と歯の整列が促進されます。歯並び悪くなる原因にアプローチする治療法として注目されています。

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最後に

当院では、お子さんお一人おひとりのお口の状況に合わせて、床矯正と急速拡大装置、インビザライン・ファースト®、お口のトレーニング等を組み合わせて小児矯正治療を行っています。

  • お子さんのデコボコした歯並び気になる
  • 乳歯の生え変わり後に生えてきた永久歯の生え方が気になる
  • 乳歯が隙間なく生えている(永久歯の萌出するスペースが不足する可能性があります)
  • お父さん、お母さんが歯並びで悩んだことがあるので子どもにそんな思いをさせたくない

お子さんの歯並びで気になることがあれば、気軽にご相談ください。